不動産売却となるライフステージの変化とは？出産や相続などの例をご紹介

今回は、不動産売却を検討している方の参考情報のひとつとして、不動産売却のきっかけとなるライフステージの変化について解説します。
人が不動産売却に踏み切ることになるライフステージの変化とはどういうものなのでしょう。
出産、子どもの独立、親が亡くなり相続したなどを例にご紹介します。

不動産売却のきっかけとなるライフステージの変化①出産

不動産売却のきっかけとなるライフステージの変化として、まず挙げられるのが出産です。
売却理由としては家が手狭になる、より良い環境で子育てしたいなどが多いですね。
出産をきっかけとする不動産売却では、まだ若いので資金計画が立てやすく、今所有している不動産の売却資金も元手にくわえてより広い家の購入も可能となります。
出産後の引っ越しはいろいろ大変なので、出産前に売却するのがおすすめです。
早くスムーズに売却するために、査定価格よりも少しだけ安い価格で売り出して、お得感を演出すると良いでしょう。
どうしても急ぐ場合は、不動産業者に直接買い取ってもらうという手段もあります。

不動産売却のきっかけとなるライフステージの変化②子どもが独立

不動産売却のきっかけとなるライフステージの変化の代表例として、子どもが独立したことも挙げられます。
売却理由としては、子どもが独立していなくなり広い家が不要になった、老後の利便性を考えた場所に住みたいということが多いです。
家が狭くなることが許容できる分、都市部など便利な立地を選びやすいのがメリットです。
リフォームしてから売却すべきか悩むところですが、自分好みにリフォーム・リノベーションしたい方も多いので、基本的にはリフォームせず売り出し価格を抑え気味にするのががおすすめです。

不動産売却のきっかけとなるライフステージの変化③親が亡くなる

不動産売却のきっかけとなるライフステージの変化としては、親が亡くなることで不動産を相続したことも挙げられます。
相続した不動産は親名義では売却できないため、遺産分割協議書を作成して相続手続きを完了したうえで、所有権移転のための相続登記をおこない売却する、という流れになります。
不動産を売却した場合には、譲渡所得税、印紙税、相続登記での登録免許税がかかります。
このように不動産売却で得た譲渡所得には譲渡所得税が課せられますが、次に示すような控除がありますので、当てはまる場合はぜひ活用してみましょう。
相続人が親と一緒にその家に住んでいた場合は、マイホームの売却として3,000万円の特別控除が受けられる可能性があります。
また一人暮らしの親が亡くなることで空き家を相続し、その空き家を売却した場合には、要件を満たせば特例として3,000万円の特別控除が受けられます。

まとめ

今回は不動産売却のきっかけとなるライフステージの変化の代表例についてご紹介しました。
出産や子どもの独立から親の不動産相続まで、ライフステージの変化を迎えたときの参考として、頭の片隅に入れておいてくださいね。
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