不動産売却の机上査定と訪問査定の違いとは？メリットデメリットは？

不動産を売ろうかなと思ったら、まずは「一体どのくらいの価格で売れるのか」が知りたいところですね。
今回は埼玉県三郷市で不動産売却を検討されている方に向けて、机上査定と訪問査定の違いやメリットデメリットをお伝えします。

不動産売却の机上査定と訪問査定の違いとは？

査定とは「売却できそうな価格」を不動産会社などに算出してもらうことです。
具体的には平均的な売却活動期間である3ヶ月以内に売れそうな価格を算出しますが、必ず売却できると約束されるものではありません。
つまり車などの買取価格とは意味が違うので注意しましょう。
また実際に売り出す時も査定額通りに売却価格を決める必要はありません。
不動産の査定には机上査定と訪問査定の2種類あり、この2つに決定的な違いがあります。
まず机上査定とは、言葉の通り机上のデータをもとに算出される査定価格です。
不動産市場状況やエリア自体の需要、近隣の似た物件の近年の成約事例や売り出し価格から算出されます。
そのためある程度は妥当性のある額ではありますが、物件によっては実際の売却価格とはかけ離れた結果になることも考えられます。
一方で訪問査定は机上査定とは違い現地調査を実施し、ご近所の環境や水まわりなどの設備の状況、日当たりや眺望などの細かい点も考慮されます。

不動産売却の机上査定と訪問査定のメリットデメリット

机上査定と訪問査定は現地調査の有無に違いがあり、それぞれにメリットデメリットがあります。
まず机上査定のメリットですが、やはり時間と手間がかからないところでしょう。
オンラインで複数の不動産会社に依頼できるので、売却を決断する前に目安を知りたいときにもおすすめです。
その反面データや数値だけでは分からない実際の物件の状況が考慮されないところから査定額の信頼性が下がるところがデメリットです。
似た物件が多い大規模なマンションなどはある程度現実味のある査定価格が得られるかもしれませんが、部屋の使用状況や劣化は個人差が大きいので築年数だけでははかれないのが現状です。
一方で訪問査定は机上査定ではわからない個別の事情が加味された信頼性の高い査定額と言えます。
特に注文住宅の一戸建てなどは土地の形状や間取りの特徴なども唯一無二なので訪問査定が向いているでしょう。
訪問査定のデメリットは現地調査を実施することで日程調整や掃除などの準備の手間がかかることです。

まとめ

今回は埼玉県三郷市で不動産売却を検討されている方に向けて、机上査定と訪問査定の違いやメリットデメリットをお伝えしました。
机上査定と訪問査定は性質が違うものですので、どちらを選ぶというよりかは状況によって使い分けるか併用するのがおすすめです。
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