遠方にある不動産を売却したい!現地に行かなくても手続きできる?
売りたい不動産は、近くにあるものとは限りません。
たとえば相続で遠方の物件を受け継いだ場合などは、売りたいと思っても、なかなか現地へ行けないことが考えられるでしょう。
そこで今回は不動産の売却を検討されている方に向けて、物件が遠方にある場合の手続きの流れやポイントをご説明します。
遠方にある不動産を売却しよう!~手続きの流れ~
売却までは、以下の流れで進みます。
1.売りたい不動産を査定してもらう
2.不動産会社と媒介契約を締結
3.売却活動をして購入希望者を探す
4.買主が決まったら売買契約を結ぶ
5.決済と引き渡しを行って完了
このように、手続きの流れは遠方でもほぼ同じです。
異なるのは、遠方だとなかなか現地へは行けないため、電話やメール、郵送などでやり取りすることも多い点でしょう。
まず、査定をしてもらう不動産会社はインターネットなどで見つけ、媒介契約を結ぶ際には建物の鍵を郵送で送ります。
できたらこの時点で一度足を運び、直接会って信頼できる会社かどうか確認することがおすすめです。
また買主が決まって契約を結ぶときは、不動産会社から売買契約書を郵送してもらって手続きすることもできます。
その場合は、必ず電話で内容をしっかりと説明してもらい、納得してから署名や捺印をしましょう。
引き渡しの際は、原則として売主本人が立ち会わないといけません。
それが無理なら、代理人を立てるか、司法書士に依頼する必要があります。
代理人を立てる場合の注意点は、委任状が必要なことと、不備などがあったときに本人ではないため対応できないこと。
ですから、しっかりと準備しておくことが大切です。
司法書士に依頼すると安心ですが、費用がかかる点には注意しましょう。
遠方にある不動産を売却しよう!~スムーズに進めるポイント~
遠方の物件を売るときは、なかなか現地へ行けないことがネックです。
そのため、信頼できる不動産会社を選ぶことが大きなポイントでしょう。
購入希望者が内覧するときのために鍵を預けたり、売買契約に立ち会えないときに契約書を郵送してもらったり、重要なお願いをすることが多いからです。
内覧時の印象をよくするために、定期的な掃除や換気などの空室管理をお願いできるところもあります。
セキュリティ面やサービス面などをしっかりと考えて、安心してお任せできるところを選びましょう。
また相続で遠方の不動産を取得した場合は、建物の築年数が経っているケースも多くあります。
解体が必要な建物があると、スムーズに売れないかもしれませんので、解体して土地だけ売ることも視野に入れるとよいでしょう。
必見|売却査定
まとめ
遠方の不動産を売るときは、あまり現地に行けないため、いろいろなことを直接確認するのが難しいです。
そのため、まず信頼できる不動産会社を見つけ、こまめに連絡を取りながら進めるとよいでしょう。
引き渡しのときだけはできるだけ立ち会うようにすると、なにかあってもすぐ対応できるのでおすすめです。
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