マイホーム購入で必要な頭金と手付金！2つの違いや他の諸費用とは？

マイホーム購入の初期費用として知られる頭金と手付金。
この2つにはどんな違いがあるのか、頭金や手付金といった初期費用以外にどんな諸費用がかかるのか、住宅ローンを借りる際の頭金と手付金に関する注意点も挙げていきます。

マイホーム購入における頭金と手付金にはどんな違いがある？

マイホーム購入における頭金と手付金には、以下のような違いがあります。

●頭金

自己資金として物件購入のために用意できるお金で、物件価格の一部に充当される
●手付金

「売買契約が成立した」という趣旨の証拠金的なお金で、物件価格の一部に充当される

頭金も手付金も物件価格の一部に充当されるという点では同じですが、頭金は「自分たちが用意できるだけの自己資金＝人によって大きな金額差が出る、場合によってはゼロ円のケースも認められるもの」であるのに対して、手付金は基本的に「契約成立の証拠として不動産業者が手付金として求める金額を用意しなければいけない」という違いがあります。

マイホーム購入において頭金と手付金以外にかかる諸費用とは？

マイホーム購入の際には初期費用として頭金と手付金がかかりますが、他にもさまざまな諸費用がかかります。
おもな諸費用は、以下のとおりです。

●仲介手数料
●印紙税
●登記費用および登記手続きを依頼する司法書士への報酬

これ以外にも、住宅ローンを組む場合はローン手数料や保証料、団信保険料などがかかりますし、土地の条件によっては測量費や地盤の調査費・改良費などといった費用がかかってくるケースもありますよ。

マイホーム購入時の住宅ローンの手付金と頭金に関する注意点とは？

マイホーム購入の際には多くの人が住宅ローンを利用しますが、その住宅ローンにおいて、手付金と頭金に関して以下のような注意点があります。

●頭金ゼロでも住宅ローンを借りることは可能だが手付金の分までを住宅ローンで借りることはできないため、手付金がどうしても用意できない場合は手付金の減額や「手付金ゼロ円」の交渉をする必要がある

●頭金ゼロでも住宅ローンを借りることは可能だが今後の返済への安心感を高めるためにも頭金はできるだけ多めに用意することが大切

●頭金がゼロ・頭金が少ないというケースでも「共働きで夫婦協力して返済していく」などしっかりした返済計画を立てるよう心がけること

まとめ

マイホーム購入の際には、頭金と手付金をできるだけ用意できるようにしましょう。
頭金はゼロでも住宅ローンでその分も借りればなんとかなりますが、手付金は自力で用意することが必須で、減額やゼロ円にしたいなら業者に交渉するしかありません。
また、将来の返済を少しでも楽にするために、頭金もできるだけ用意することが望まれますよ。
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